ご新居着工前に外構デザインを決めておくメリット
ご新居着工前に外構デザインを決めておくメリット
外構会社によっては、プランの作成は建物が建ってからでないと見積やデザインプランの作成を行ってくれない会社も多くあります。
よこはまがいこうでは、建物と外構が調和した外構デザインを実現するために、ハウスメーカーとのご契約がお済みで、ご新居の図面があれば、更地でも、解体前の住居が残っていても、デザインプランの作成を行っております。
外構の見栄えにかかわる外の住宅設備として代表的なものに「水量計」や「排水マス」があります。
施主から明確な指示がない限り、ハウスメーカーがそれらを配置する際に、「配置のしやすさ」を一番として考えるため、完成後の見栄えを意識して設置位置を調整することはありません。
そのため、将来的に住宅の顔となる玄関のアプローチ部分に「水量計」や「排水マス」が多く集中してしまうことは多々あります。
下のパースは当社で外構のデザインと工事を担当させていただいたお客様の住宅の例です。
当初のハウスメーカーの設計では、玄関のアプローチ周りに水量計やマスが多く集中しており、玄関前の見栄えが悪いものとなってしまっていました。
幸い、建物の着工前だったため、当社とご契約いただいた後に、ハウスメーカーの監督様と当社で外構プランを共有し、打ち合わせを行った上で水量計やマスの位置を変更してもらいました。
※玄関アプローチに水量計やマスが集中してしまっているため、
玄関周りの見栄えが良くない。
※水量計やマスの位置を見栄えに影響しづらい位置に調整
事前に理想の詰まった外構を実現するのに必要は金額を把握し、それを実現できる会社を確保しておくことで、最終的にご新居の外構を妥協してしまうようなリスクを回避できます。
ハウスメーカーの営業マンは、住宅関連の知識が豊富と思われていると思いますが、外構については、まったく知識がないのが現状です。
そのため、お客様から外構について相談をされた時に、金額感や施工内容がわからないため、「外構費用は100万程度あれば十分です。」と回答する事が多いようですが、それなりの見栄えを外構に求めるようであれば、100万円では実現できないのが現状です。
ハウスメーカーの営業マンがこのように説明するもう一つの原因としては、外構予算を限りなく削って、自身の売り上げになる建物本体の価格をオプション等で上げたい事が原因です。
そのため、お客様が外構を検討する時期になると「うちで外構工事をやると高いので外部の会社を探したほうがいい」と説明する事が多いですが、すでに予算を建物に取られてしまった後では、外部の会社でも理想の外構を実現するのは難しくなります。
せっかくの想いや理想が詰まったご新居を飾るための外構が建売住宅のような外構で妥協してしまわないように、事前に理想の外構にかかる費用とそれを実現できる会社を確保しておくことが非常に重要です。