鎌倉市での外構エクステリアを考える際に抑えておくべきの3つのポイント
鎌倉市での外構エクステリアを考える際に抑えておくべきの3つのポイント
多くの神社仏閣や歴史的な建造物、そして海や山など多くの自然に囲まれた鎌倉。
鎌倉と言うと、大きな土地に大きな日本家屋やモダンな雰囲気の建物が立ち並ぶイメージがありますが、最近では、古い大きな屋敷が代替わりにより取り壊され、土地を複数に文筆し、若い世代の方が、鎌倉にご新居を建てるケースが増えています。
近年では、当社『よこはまがいこう』でも、インターネット経由で鎌倉でご新居を建てる方からの外構デザインの依頼が増えてきており、当社がお客様とやり取りする中で、お客様にお伝えしている鎌倉ならではの外構を作る際に注意が必要なポイントを解説させていただきます。
1、風致地区における緑化対応の必要
2、外構工事がハウスメーカー一択になりがちな鎌倉
3、来訪者が多い鎌倉の町になじむ外構の重要性
【風致地区とは??】
風致地区とは、都市計画法において、町の自然美を維持保存するための、敷地に対して定められた割合や場所に樹木を植樹したり、伐採の必要性など、一定の制限が加えられた地区のことを示します。
鎌倉市は、都市計画において大きく分けて「風致地区内」と「風致地区外」の2つの地域に分類されています。
風致地区内に指定されている地域に戸建住宅を建てる際は、土地に対して、2~3割の範囲に高木(成木の高さが4m以上)や中木(成木の高さ1.5~4m)、低木(1.5m以内)を植樹する必要があります。
また、風致地区内では生垣についても指定があり、「敷地の2方向以上に設置することとし、原則として1方向以上を接道部分に設置すること(鎌倉市ホームページより抜粋)」と明記されています。
具体的な規定については、この記事内では割愛させていただきますが、通常であれば、建物の建築申請を役所に提出する際や、建物を作るハウスメーカーから緑化対応についての説明がありますので、それに準じて、内容を外構会社に説明をすれば、対応をしてくれます。
鎌倉市に緑化対応を確認してもらう流れとしては、事前に樹木の配置や面積を含んだ外構図面を提出し、ハウスメーカーから引き渡しが完了した後に外構工事を行い、役所に連絡をし、訪問によるチェックをしてもらいます。
鎌倉市の緑化対応に関するご相談や詳細は下記から確認できます。
鎌倉でご新居を建てる方の中には、インターネットで「ハウスメーカーで外構エクステリア工事をお願いすると高い。」と知り、当社を見つけるまで、ハウスメーカー以外で外構工事をすることを選択肢に入れていなかったお客様が多い傾向にあります。
鎌倉以外の他の地域でご新居を建設している方の元には、外構工事を専門に行っている当社のような外構会社だけでなく、カーテンや壁紙、家具、ウォーターサーバーの会社など、ご新居に必要な備品を紹介するDMが多く届くのが一般的ですが、実は鎌倉の地域は、新居を建てる際にそのようなDMが届きづらい地域なのです。
DMが多く届かない事は、わずらわしさが無くてよいことである一方で、新居を建設中の施主の方には、「ハウスメーカーにお願いする以外の選択肢」に関する情報が入らず、外構工事もハウスメーカーの営業マンに勧められるままにハウスメーカーの下請け外構会社で行ってしまい「建物はこだわりを感じられて素敵なのに、外構が建売住宅みたい」な外構に仕上がっているケースが多いようです。
ハウスメーカーの営業マンは、建物づくりの専門であって、実は外構工事に関する事は何も知らないことがほとんどの為、契約の際には「外構費用は100万円程度あれば十分です。」と説明をし、予算のほとんどを自社の商品である建物の追加オプションで消化させ、いよいよ外構のデザインを決める段階になると、建物とはマッチしていない非常に簡素な内容を提示し、「100万円でできる内容はこの程度で、これ以外はオプションで別途費用です。」と説明をします。
鎌倉以外の地域で新居を建設される方は、事前にDM等で当社の様な外構専門会社を知り、理想の外構を実現する上で必要な予算を把握し、外構会社と契約をしておく事で、こだわりの詰まった新居を飾る外構のための予算を建物のオプションで無くなってしまうリスクを軽減することができます。
鎌倉の地に家を建てる事は、人がうらやむ、1つのステータスです。
そんな素敵な地域に、ハウスメーカーと何度も打ち合わせを重ねて、自分の理想とこだわりを詰め込んで、やっとの想いで建てた新居。
その外構が「味気ないコンクリートの土間に既製品の機能門柱、フェンスはメッシュフェンス、庭側は予算の関係で土のまま」では、せっかくの新居を引き立たせるはずの外構のせいで、建売住宅のような雰囲気になってしまっては残念です。
建物の雰囲気は外構のデザインによって大きく左右されます。
大手ハウスメーカーのホームページ内の施行事例を改めて見てみてください。
「素敵」と感じる建物の写真には、必ずそれを引き立てる「外構」があります。
その中には、ハウスメーカーではなく、当社の様な外構専門会社がデザインし、施工した物件も数多くあります。
実際に、当社が外構を施工した後に、ハウスメーカーが写真を撮り、ハウスメーカーのホームページやDMに掲載されているケースも多々あります。
外構は街と家とをつなぐ箇所でもあり、外構の雰囲気が街の雰囲気を作る役割も担っています。
当社では、多くの人が来訪し、趣や風情を感じながら憧れる鎌倉の町の雰囲気づくりを外構で担っていきたいと考えています。